彦根愛知犬上地域ごみ処理施設建設候補地の決定について

　彦根愛知犬上広域行政組合では、彦根市、愛荘町、豊郷町、甲良町、多賀町における広域でのごみ処理施設建設につきまして、彦根市原町、同西清崎町、同下西川町、愛荘町竹原区の４地域を「建設候補地」として再選定を行うことを決定して以来、建設候補地周辺学区にお住いの方を中心に開催した住民説明会や意見交換会、また、住民アンケートで頂戴したご意見を参考にしながら議論・検討を重ねてまいりました。

　そのなかで、圏域全体としての収集運搬コスト、生活環境の保全、生活環境との区分、利便性といった点を重視するお声が多いということ、建設用地の購入可能性や災害リスクに対する技術的な対応の可能性等を検討したうえで、用地取得費、造成費、道路整備費などの初期整備費総額は少し高くなるものの、１市４町の３０年間の収集運搬コストが最も安価と見込まれ、長期的視野によるトータルコストが最も安価となると判断した結果、このたび「彦根市西清崎町」を最終的な建設候補地に決定し、当該候補地での施設建設を前提とした「新ごみ処理施設整備基本計画」について、当組合議会１０月臨時会（１０月２１日開催）でご承認いただくことができました。

　今後、令和１１年度からの稼働開始を目指し、環境影響評価（環境アセスメント）等に順次取り組んでまいります。圏域住民の生活に欠かすことのできないごみ処理施設整備に対しまして、皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。

　なお、このたび再選定にご参加いただきました４地域の皆様をはじめご協力を賜りましたすべての方に対しまして、お礼と感謝を申し上げます。