新ごみ処理施設整備事業の進捗状況について

　当組合では、令和７年８月に開催された組合議会定例会での議決を受け、今後のごみ処理施設整備の方針について、管理者会議を開催し、検討を行ってまいりました。
　管理者会議では、従来計画してきた「好気性発酵乾燥方式」について、仮に費用面で一定の実現可能性が認められたとしても、そもそも『事業スキームとして成立するのか』、すなわち『事業継続の安定性を確保できるのか』という点についてあらためて確認する必要があるとの議論となり、施設の建設・運営を担う事業者および発生する燃料原料(フラフ)の販売先事業者を対象に調査を実施いたしました。
　調査結果については、11月28日（金）に開催された組合議会全員協議会において報告しております。

【報告内容のポイント】

１．　現状、施設建設および運営事業者として、事業発注できる可能性のある事業者は「株式会社アンビエンタ」1社のみとなりました。
２．　販売先の求める燃料原料(フラフ)の品質は、塩素濃度が０．３％以下であること。
　　現在計画している当組合の施設では、要求水準を満たすことが非常に困難であるため、対策案を調査中です。

　今後は、調査で得られた内容を踏まえ、あらためて施設整備の方針を検討し、令和８年１月に開催予定の臨時議会でのご報告と、住民の皆さまへホームページでのご説明を行う予定です。
　なお、11月28日(金)の組合議会全員協議会での報告内容の詳細は、以下の資料をご参照ください。