あしあと
新しいごみ処理施設について
- [更新日:]
- ID:738
新しいごみ処理施設の整備について
当組合では、1市4町のごみ処理施設の老朽化が進んできていることや、経済面、効率面の観点から、広域でごみ処理を行うために、新ごみ処理施設の整備を進めています。
新施設の理念・基本方針
新施設の理念・基本方針については、「彦根愛知犬上地域新ごみ処理施設整備基本計画(別ウインドウで開く)」において以下のとおり掲げています。
理念1 ごみの安全・安心・安定的な処理が確保できる施設
基本方針
- ごみ量・質による変動にも対応でき、長期間にわたり安定した稼働を持続的に行うことができるよう安定性を備えた技術を導入する。
- 事故が発生しないよう万全の対策を講じるとともに、施設の運転員が安心して快適で安全に働ける施設とする。
- 地域にとっても施設の運転員にとっても、十分な安全を確保するため、安全性や危機管理について万全の配慮を行う。
- 施設の建設および運転にあたっては、1市4町の住民の安心を確保するため、情報公開を積極的に行う。
理念2 環境への負荷が少ない施設
基本方針
- 公害防止対策に万全を期し、周辺環境への負荷の少ない施設とする。
- 熱回収施設では処理工程から発生する排ガス中の有害物質をできるだけ少なくし、リサイクル施設を含めて、周辺地域への騒音、振動、悪臭などの問題を生じさせない施設とする。
- 周辺環境との調和を図り、建物のデザインや色彩は、景観に十分配慮したものとする。
理念3 資源循環・エネルギーの回収に優れた循環型社会基盤施設
基本方針
- マテリアルリサイクルおよびサーマルリサイクルを積極的に行う。
- 施設の省エネルギー化、および太陽光発電等の自然エネルギーの導入により、温室効果ガスの発生量を抑制するなど地球環境の保全に努める。
- ごみ減量や地球温暖化防止等の啓発拠点として、情報提供や環境教育に関する設備を導入する。
- 施設の見学ルートや見学対象は、ごみ処理の流れや発電の仕組み等がわかりやすいように設定し、見学者が興味を持って何度でも訪問してもらえるように工夫する。
理念4 経済性に優れた施設
基本方針
- 施設の計画・設計・建設から運営・維持管理・改修までを含めたごみ処理システム全体で、常に経済性や効率性に配慮し、ライフサイクルコストの適正化を図る。
理念5 災害に強い施設
基本方針
- 大規模な災害が発生した際に一定の期間で災害廃棄物の処理ができるよう、余力のある処理能力を備えた設備を導入する。
- 平常時に排出されるごみとは性状が異なる災害廃棄物への対応が可能な処理技術を備える。
- 地震や水害により稼働不能とならぬよう、耐震化や燃料・資機材等の備蓄を考慮した災害に強い施設とする。
理念6 社会情勢等の変化への柔軟な対応ができる施設
基本方針
- 最新の技術を活用し、かつ、将来的な処理システムや公害防止基準の変化にも柔軟に対応することができる設備を導入する。
整備時期
令和11年の供用開始に向け、各種調査、設計や事業者の選定に向けた取り組みを行っています。
整備する施設の概要
ごみ焼却施設 (熱エネルギー回収施設)
処理対象ごみ
1市4町から発生する可燃ごみ(産業廃棄物は対象外)
施設規模等
139t/日 (69.5t/24時間×2炉)
処理方法等
「ストーカ式焼却方式」の採用を予定
その他
熱エネルギーの利用(発電等)を予定
リサイクルセンター(マテリアルリサイクル施設)
処理対象ごみ
1市4町から発生する、不燃ごみ、粗大ごみ、資源ごみ(缶・金属類、びん類、ペットボトル、古紙・衣類、乾電池・廃蛍光管等)
施設規模等
31t/日
設備の種類
1市4町から発生する、不燃ごみ、粗大ごみ、資源ごみ(缶・金属類、びん類、ペットボトル、古紙・衣類、乾電池・廃蛍光管等)
建設候補地について
現在、彦根市清崎町地先(西清崎)を建設候補地とし、各種調査や環境影響評価(環境アセスメント)を実施しています。詳しくは彦根愛知犬上地域ごみ処理施設建設候補地の決定(別ウインドウで開く)をご覧ください。
お問い合わせ
彦根愛知犬上広域行政組合 建設推進室
電話: 0749-35-0015 ファックス: 0749-35-4711
E-mail: genaiken.kouiki@jupiter.ocn.ne.jp
電話: 0749-35-0015 ファックス: 0749-35-4711
E-mail: genaiken.kouiki@jupiter.ocn.ne.jp